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項目名 |
「ジオフォルテ」は、ミサワホーム(株)が開発した「MGEO」(エムジオ)の新築木造一戸建住宅向けの制震装置です。
制震ダンパーとセンターフレームから構成され、制震ダンパー内には高減衰ゴムが設置されています。ジオフォルテを1階に設置することで、地震の際に高減衰ゴムが伸縮しながら地震のエネルギーを熱エネルギーに変換して吸収し、建物の揺れを抑えます。 |

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※制震装置とは
制震装置は、粘りや弾力のある金属やゴムなどの部材を組み込んで、これに地震のエネルギーを吸収させ、建物の揺れを低減させるものです。
地震対策として、建物に揺れを伝えない「免震装置」が効果的ですが、コストが高く、また利用に関して地盤や敷地などの制約があります。
「制震装置」は、地震の揺れが建物に伝わりますが、その揺れを低減するほか、「免震装置」に比べるとコストが安く、地盤や敷地の制限も少ないなどのメリットがあります。 |
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(1)2階部分の揺れ幅を軽減 通常地震が発生すると、1階の揺れが2階に伝わり、増幅して2階の方が大きく揺れます。制震装置を1階に入れ揺れを吸収させるとで、2階床部揺れ幅を最大で約2分の1に軽減し、建物の損傷を抑えます |
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(2)2カ所の設置で効果を発揮 二階建ての延床面積が70〜200m2規模の建物の場合、1階部分のX方向、Y方向にそれぞれ一ヵ所ずつ、合計2ヵ所設置することで、効果を発揮します。 |
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(3)余震に対しても効果を発揮 本震での建物の損傷を低減するだけでなく、優れた耐久性と耐震性により、繰り返し起こる余震に対しても効果があります。
(4)家具の転倒防止効果 建物事態の揺れを吸収するため、室内でも2階の家具が転倒しにくくなる効果があります。 |
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地震の脅威は一度だけとは限りません。大地震が発生した後も、ほぼ同規模の大きな余震が立て続けに襲ってくるケースも多く見られます。「ジオフォルテ」は地震の揺れに対し、繰り返し効果を持続できるすぐれた耐久性と耐候性を備えているので安心です。さらに、中小地震はもちろん、大型台風や暴風に対しても高い減衰効果を発揮します。 |
高減衰ゴムと一般のゴムでつくられたゴム板の上からボールを落としてみると、一般のゴム板ではボールが勢いよく弾んだのに対し、高減衰ゴムではほとんど弾みません。これは高減衰ゴムが、ボールの自然落下する運動エネルギーを熱に変えて発散し、衝撃を吸収してしまうためです。
心臓部の「高減衰ゴム」は約100年の耐久性さらに「工場でのパネル化」により安定した施工品質と現場施工費の軽減を実現します。
耐久性・耐候性は日本全国の斜張橋で実証済み。
メンテナンスもほとんど必要ありません。
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