ハミングハウスは「空気がきれいな家」
現代の世の中で化学物質と無縁に生活することは不可能です。しかし、できるだけ化学物質に触れないで生活がしたいとは多くの人が願ってることではあります。100円ショップには10分と居られないという科学物質過敏症のあるお客様は、新築物件を見に行っても10〜15分を過ぎると気持ちが悪くなり、多くの物件でそれ以上の時間は見学することができなかったと言われてました。そのお客様がハミングハウスを見にこられたとき、いろいろな説明をしてほぼ30分が経過したときに「あら、もうこんなに長い間ここに居るのに、ちっとも気持ち悪くならないわ」と言われました。ハミングハウスは新築したばかりでも化学物質の臭いがない「空気のきれいな家」なのです。その理由をご説明します。
内装材、構造材に自然素材を多用
床・ドア・階段に天然パイン無垢材、壁にコットンクロスを採用
ハミングハウスに使用されている内装材は、床、ドア、階段に天然パイン無垢材、壁クロスはコットンクロスと、その多くが人にやさしい自然素材です。ビニールクロスなど、化学物質の放出する可能性のある素材を排除し、木肌のぬくもりが感じられる空間が屋内に広がっています。今、健康志向の高まりから飲み水にこだわる方が多くいらっしゃいますが、特に化学物質過敏症の方、アトピーやぜんそくでお悩みの方には食べ物、飲物だけでなく、空気にもこだわる必要があると考えます。そのような方にもハミングハウスは自信を持っておすすめできます。
木は“呼吸する”素材
木は呼吸をするとよく言われますが、実際に呼吸をするわけではなく、木が持っている湿度を調節する調湿作用(湿度が高い時には水分を吸収し、湿度が低い時には吐き出して木材自体は伸縮します)を指している言葉です。ちなみに、4寸角長さ3mの柱1本で、杉材なら約750g、ヒノキ材なら約970gの範囲で室内の水分調節を行いますから、家1棟分の木材が調節可能な範囲は非常に大きいことがわかります。ただ、その調湿性能を無駄なく活用するためには家全体を呼吸する=通気性の良い構造にしなければなりません。
木材の調湿性能を有効活用するハミングハウスの通気断熱構造
ハミングハウスは全階層とも構造合板の上に無垢のレッドパイン床材を貼った剛床工法で作られています。そしてそれらを支えるのが柱や梁の構造躯体ですが、これらの建材すべてが調湿作用をもっています。 この調湿性能を有効活用するためハミングハウスでは、屋根と壁を二重構造にして間に通気層を設けて断熱をしっかりするとともに、壁クロスを綿素材のコットンクロスにすることで水蒸気やニオイ等を壁を透過させ、通気層を通して屋外に排出しています。この構造により湿度の高いときは吸湿し、乾燥時には放出して1年中快適な湿度を約束します。また、無塗装の無垢材は暖房の温かさ冷房の涼しさを吸収して蓄えてくれますから、1年中素足で過ごすことができます。