水で100倍に発泡される、軽くて安全な断熱材
MOCOフォームは、2液性で現場施工用の発泡機で混合し建物躯体に直接吹き付け、建物全体をスッポリと覆う断熱材です。水を発泡剤にして100倍に発泡させ、極微細な気泡を無数に内包した極めて密で断熱欠損がない構造が特徴です。建物躯体に自己接着するため、木材が伸縮してもすき間が出ず、高断熱・高気密を長期間にわたって保ちます。
また、揮発性有機化合物(VOC)を含んでいないため身体に安全で、非常に軽く建物にも負担をかけません。
素材は熱硬貨プラスチックで、火災の際には約300〜400度で固体の状態で燃焼し、二酸化炭素を発生しそのもの自体は炭化しますから、有毒ガスの発生がなく安全です。MOCOフォームは日本工業規格A9526の規定に適合した製品です。
断熱性能はもちろん、遮音効果もあります
一般的な木造建築の住宅では、さまざまな部位から熱を損失します。MOCOフォームは、屋根と壁全体をスッポリと包み、狭い空間にも吹き付けることができますので断熱欠損のないしっかりとした断熱ができます。
すき間のない緊密な断熱は、気密性・断熱性を上げるとともに外部の騒音をシャットアウトし、遮音効果を高めますので大変静かな室内空間を作ることができます。
家計にもやさしい高断熱
すき間が多い住宅では暖房や冷房のロスが多くなり、電気やガス、石油などの費用が増え、結果的に家計に大きな負担をかけることになります。(カネマツのハミングハウスは深夜電力利用の蓄熱暖房を基本にしております。)
ある統計データによると生活の中で消費するエネルギーの中で、冬季に使用が限られる暖房が全体の消費量の約3割を占め、暖房に多くのエネルギーを消費していることがわかっています。しっかりとした断熱性能は家計の負担を軽減するための重要な役割を果たします。